料理研究家 井上 真里恵
料理教室「クーランマラン」を主宰。フランスのル・コルドンブルーに留学後、料理研究家の藤野真紀子氏に師事。カフェパティシエとしても活躍していたことがある。 現在は、自身のサロンで料理指導をするほか、企業や店舗へのレシピ提案・商品開発をはじめ、雑誌、テレビ、CMなど各メディアで活躍している。
未来調理家電!という印象でした。材料を入れるだけでパドル(羽)が回転し、自動調理してくれる機能に驚きました。
はじめて調理したのはフライドポテトでしたが、少量の油で、カリッと油で揚げたようなフライドポテトができたのがとても印象的で、ヘルシーでありながら満足感のある料理ができるので頭の中でいろいろなメニューが浮かびました。
調理モード①
入れた素材がはじめは動かず、後から動き回転しはじめるので、とんかつ、カキの豚肉巻きのような、衣などはがれやすいもの、形が崩れやすいものをはじめに焼き固めて、崩れない様に調理することができます。お肉の表面や皮の部分に焼き色を付けたい時にも使用します。
調理モード②
材料をすばやく撹拌(混ぜ合わせ)したいもの、チャーハンや炒め物をまんべんなくかき混ぜます。素早く回転させて炒めたいものなどにも使用します。
調理モード③
ゆっくり回転させながら調理したいもの、グリルなど熱線をゆっくり通ってしっかり焼き色がつけたいものや、スープ、煮込みなどじっくり温めながら調理したいものに使用します。
レシピ開発時には「日本の家庭でよく作るもの」を依頼されたので、日本の家庭料理を中心に開発しました。いろいろなお料理を作って、召し上がって、良さを実感してください。
アクティフライは、誰が使っても同じように熱風が出てパドル(羽)が自動で回り、同じ仕上がりの料理を作ることができる製品です。このため、レシピの分量を守っていただきたいです。
レシピにはできるだけ細かく材料の分量、切り方、フライパンへ入れる順番など書いていますので、その通りに作ってください。炒めものは、もしも葉野菜がパサついた仕上がりになってしまうような事があれば、水を大さじ1~3杯多めに入れてみてください。
ヘルシーでありながら満足感のある料理がいろいろできますが、中でもグリル料理はとても美味しくでき、個人的にもよく作ります。
グリルチキン、焼豚、照り焼きチキン、スペアリブ、ガーリックシュリンプ、ソーセージグリル、焼きいも、ジャーマンポテト、ポテトフライ、焼きりんご、焼きパイナップル、ローストナッツ、コーンバターなど。
オーブンや魚焼きグリルだと熱のとおりがかたよりがちですが、アクティフライなら自動で回転しまんべんなく表面にカリッと火が入るのでとてもよかったです。
乾燥も得意なので、ドライ生姜も良くできました。
料理教室「クーランマラン」を主宰。フランスのル・コルドンブルーに留学後、料理研究家の藤野真紀子氏に師事。カフェパティシエとしても活躍していたことがある。 現在は、自身のサロンで料理指導をするほか、企業や店舗へのレシピ提案・商品開発をはじめ、雑誌、テレビ、CMなど各メディアで活躍している。