livedoor NEWS 白央篤司(はくおうあつし)フードライター、コラムニスト。

ティファールの炊飯器のある暮らしいつものご飯をもっとおいしく

「いつものお米の“眠っているおいしさ”を
教えてくれる」
どんな料理にも相性抜群、
「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器」で
“粒立ち”したごはんを毎日楽しめる

炊きたての白ごはんのおいしさって、格別なものですね。

お米のおいしさにも様々なポイントがありますが、「粒立ちのよさ」が特に際立つ炊飯器に最近出合ったんです。その名は「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器」。ティファールから発売されている炊飯器です。今回はその良さを、ちょっとご紹介させてください。

ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器
白央篤司 はくおうあつし
フードライター、コラムニスト。暮らしと食、ローカルフードや郷土料理をテーマに執筆。主な著書に『自炊力』(光文社新書)、『たまごかけご飯だって立派な自炊です』(家の光協会)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)などがある。

粒立ちのよさとみずみずしさの共存を実現

「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器」を使ってみて、まず1番に感じたのは「あれ……いつも使ってるお米、こんなにおいしかったっけ?」ということでした。昨日までずっと食べてたお米が、グンと粒立ちがよく、みずみずしく炊き上がって。ハリがよくてつやつやとして、変な表現かもですけど、「ザ・ライス」の中で炊いたら、“10歳ぐらい米が若返ったような感じ”といいますか。

粒立ちのよさとみずみずしさの共存を実現

お米の粒立ちがいいって、ややもするとかための感じにもつながりやすいんです。だけどこれは同時にみずみずしさがある。2つの魅力がぎりぎりのところで両立している感じ。これって、炊き上がりの状態としてはすごくレアで、むずかしいところなんですよ。お米が水分をみっちり含んだ状態でうまみに燃えて、ひと粒がひと粒がピンと膨らんでいるような炊き上がり。難易度高いところを実現させる炊飯器だなー……というのが使ってみての最初の感想です。

ひと粒がひと粒がピンと膨らんでいるような炊き上がり

卵のコクとうまみを際立たせる炊き上がり

卵のコクとうまみを際立たせる炊き上がり

お米の粒立ちのよさって、「卵かけごはん」にしてみるとハッキリ感じられます。ねっとり、トロッとした食感のものにごはんがくるまれることで、粒感がより際立つんですね。熱々のところに卵を落として、ぜひ試してみてください。あまり長くかき回さないのがポイント。お米の温度がほどほどに高いほうが、卵のコクと醤油の香りを楽しめます。

みずみずしいけど、水っぽくない炊き上がりだからこそのおいしさ

うーん……いいですねえ。卵かけごはんはやっぱり粒の形がしっかり分かるような炊き加減が好ましい。それでいて、かたくはないから、噛むうち早めに口の中でふっくら一体感が生まれてきて、米の甘みと卵の交じり合ったうまさも楽しめます。みずみずしいけど、水っぽくない炊き上がりだからこそのおいしさ。

炊き上がりモードを選択して用途も多彩に

炊き上がりモードを選択して用途も多彩に

ただお米って、食感の好みも人によってだいぶ違ってきますよね。『ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器』は「やわらか・ふつう・かため」の3モードが選べるのも嬉しいところでした。

カレーライス。私は「かため」を選択して、より粒感しっかりで楽しみます。

例えばカレーライス。私は「かため」を選択して、より粒感しっかりで楽しみます。とろみのついたルウとの対比がはっきりして、食感がより豊かに、多層的になるから。対して「やわらか」は、ちょっと疲れているときなどにもいい。やさしい嚙み心地は、食事のおだやかなリズムを形作ってくれます。あるいは食感のしっかりした揚げものや、肉おかずのときにもいいですね。

遠赤外線と高火力IHで、
理想の炊き上がりを演出

さて、この粒立ちのよさはなぜ生まれるのか? 秘密はフタの裏にありました。

遠赤外線と高火力IHで、理想の炊き上がりを演出

コイル状のところ、赤くなっていますよね。なんとあそこから遠赤外線が放出されて、お米に直接熱を届けているんです。こうすることでお米の表面にハリが出て、粒立ちのよい炊き上がりになるというわけ。

炊飯器の内部ではIH層が釜を取り囲んでいる

また炊飯器の内部ではIH層が釜を取り囲んでおり、これがあることで一気にお米を高火力で炊き上げられるのだそう。食味のよさ、理想的な炊き上がりを実現するまで、専門チームが改良を何度も加えつつ完成させたのが「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器」なんです。

玄米や雑穀、長粒米もいつもよりおいしく

料理好きのあなたにぜひ知ってほしいのが、炊飯モードの多彩さ。私は普段玄米を食べることも多いのですが、香りスッキリ、ふっくらと炊き上がる玄米モードにはお世辞抜きで驚嘆しました。いや別に、今までの自分の炊き方でなんの不満もなかったんですよ。だけど「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器」を使ってみたら、「あ、玄米ってこんな爽やかなおいしさがあるものなのか」と新たな境地を知ることができました。雑穀モードも同様に、ふっくら軽い食感の炊き上がりに驚かされましたね。

玄米や雑穀、長粒米もいつもよりおいしく

あと、タイ米などの長粒米モード、お好きな方は絶対に試してほしい。私はタイ米やインド米の鍋炊きにはけっこう自信あったんですが……もう全然かなわない(笑)。これは戻れないですね。玄米や長粒米はカレーやチャーハンにもよく合います。そもそも『ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器』で炊き上がる粒立ちのよいお米、チャーハン向き。ぱらりと軽く仕上げやすいですよ。

粒立ちのよいごはんにぴったりの
おかずレシピ

さていきなりですが、ここで私のおすすめの「ごはんのおとも」を2品ほどお伝えさせていただきたく。良質なごはんがあるときは、おいしいおかずが欠かせません!

「すじこ納豆」

まず1つめは「すじこ納豆」です。

作り方はごくごく簡単、お好みの納豆をよーくかき混ぜ(付属のたれは使わないで、そのままで)、ごはんの上にのせ、さらにすじこをのっければもう完成。納豆、すじこ、ごはんと3種の粒々が口の中で食感も豊かに交じり合うのがね、最高なんです。納豆独特の風味と、コクの強いすじこ、意外な相性のよさをぜひ。青森県の津軽地方で教わった組み合わせで、かの太宰治も好きだったとか。

「たたき長芋×韓国海苔」

2つめは「たたき長芋×韓国海苔」です。

長芋の皮をむいたら、ビニール袋などに入れて粗く叩いてごはんにのせ(市販のとろろでも可)、ちぎった韓国海苔を多めにぱらり、おろしにんにくを少量溶いた醤油をかけていただきます。ねっとりした長芋と粒立ちのよいごはん、その食感の妙を楽しんでください。にんにく醤油のワイルドな風味がよく合うんです。ごはんをもりもり食べたいときに!

いつものお米の“眠っているおいしさ”を
教えてくれる「ザ・ライス」

いつものお米の“眠っているおいしさ”を教えてくれる「ザ・ライス」

冒頭でも書きましたが、「いつものお米の“眠っているおいしさ”を教えてくれる」、そんな驚きがこの炊飯器にはありましたね。私はお米のよさ、うまさを存分に引き出してあげられてなかったなと、ちょっと申し訳ない気持ちにもなりました。

いつものごはんがおいしくなると、1日3度の食事がグンと楽しく、うれしく、待ち遠しくなります。「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器」が表現する粒立ちのいいお米のおいしさ、ごはん党のあなたに試してみてほしいです。

動画でも、ザ・ライスの魅力を紹介しています