ハンガーにかけたままサッとシワ伸ばし
衣類スチーマー専用モデルを
上手に使うコツ
アイロン台を出さずに手軽に使えるのが魅力の衣類スチーマー。
基本的な使い方から綺麗に仕上げるコツまでをご紹介します。
1.基本的な使い方
1-1.[ はじめに ] 素材を確認
はじめに素材を確認しましょう。素材にあわせた使い方で、素材を傷めずにケアできます。
「素材に合わせた使い方」をチェック
1-2.使い方を動画でチェック
1-3.[ 使い方 ] 簡単 2STEP
-
-
ハンガーをセットし、衣類を整える
安定する場所にハンガーをセット。ハンガーラック、浴室などがお勧めです。ボタンやファスナーは全て留めておきましょう。
-
-
-
ゆっくりとスチームをかける
反対の手で衣類を軽く引っ張りながら、スチームかけ面 を軽く押し当てるようにして、上から下へゆっくりと動かしてスチームをあてます。
-
-
素材によってスチームをかけるスピードを調節しましょう。
<速度の目安>
- 綿・麻 :
10cmを「約2秒」で - ポリエステル・レーヨン :
10cmを「約1秒」で - シルク・ウール・カシミヤ・アクリル :
20cmを「約1秒」で
- 綿・麻 :
2.上手に仕上げるコツと
使い方
2-1.よりキレイに仕上げるコツ
-
袖周り、側面など立体的なところ
裏から生地に押しあてるようにスチームをかけると、シワが伸ばせます。
-
ポケットなど生地が重なっているところ
生地がよれないように、重なっているところから、重なっていないところへ動かすのがコツ。
-
裾や袖口など下の部分
思いきってパンツハンガー等を使って上下を逆にすればスチームをあてづらい箇所も伸ばしやすくなります。
また、左右にスチームかけ面をスライドさせると裾のシワ伸ばしに効果的。*伸びやすい素材の場合は、この方法は控えてください。
2-2.シワが伸びない使い方
衣類スチーマーでシワが取れなかった場合、使い方が間違っている可能性も。
「間違った使い方」と「正しい使い方」をチェックしていきましょう。
-
- もう片方の手を使っていない
-
- 片手で裾を引っ張りながら
スチームをあてる
- 片手で裾を引っ張りながら
片手で引っ張ることで、シワが伸びた状態でスチームをあてることができ、
綺麗に仕上がります。
-
- 生地から離しているので
スチームが十分にあたらない
- 生地から離しているので
-
- かけ面を生地に軽く押しあて
ながらスチームをあてる
- かけ面を生地に軽く押しあて
かけ面を押し当てることで、スチームが繊維の奥にしっかりと浸透しシワが伸ばせます。素材によっては生地が傷まないよう、付属のヘッドカバー(スチームボンネット)をセットして使用しましょう。
ヘッドカバー(スチームボンネット)についてチェック
2-3.やけどをしない使い方
スチームはおよそ100°Cくらい。スチームが直接手にあたってやけどをしないよう、手や顔の位置を注意しましょう。
-
- スチームの下や
近くに手をあてる。
- スチームの下や
-
- 顔や腕に蒸気が
あたる位置で使う
- 顔や腕に蒸気が
2-4.ウイルス除去・除菌のための使い方
高温のスチームをあてることでウイルス除去・除菌ができます。素材によってかけ方を変えましょう。
-
キャンバスバッグのような厚手の素材
1cmを「約1秒」でじっくりスチームがけ。
-
シルクなどのデリケートな素材
5cmを「約1秒」で「5回」スチームがけしましょう。
デリケートな素材は生地を傷めやすいので、長時間スチームを当てないようにしてください。
2-5.素材に合わせた使い方
衣類についている絵表示を必ず確認し、素材に合わせた使い方をしましょう。
衣類スチーマーが使用できる素材
-
綿・麻など
高温200℃までの衣類
-
毛・絹など
中温150℃までの衣類
-
-
合成繊維など
低温110℃までの衣類
-
衣類スチーマーが使用できない素材
-
-
この絵表示が書かれている素材や
皮革製品類には使わないでください
-
- 混紡素材の場合は、低いほうの素材に合わせてください。
- 「あて布」の表示がある場合は、ヘッドカバー(スチームボンネット)を装着してください。
- 「低温記号/中温記号」などの熱に弱い布地や色の濃い素材に使用する場合は、衣類を傷めるおそれがあるため目立たない所でためしがけをしてからご使用ください
衣類を傷めないための使い方
特定の衣類へのスチームがけは、付属品のカバーやモードを変えることで、生地が傷まないようにケアできます。
3.さらにこだわりたい人向け
3-1.ヒーティングプレートが
付いているモデルを使う
-
- ワイシャツなどの仕上げに
-
- 厚手の素材に
3-2.アタッチメントブラシを
使ってケア
3-3.スチーム量が多いモデルを使う
シワの原因は、からみついた状態で乾燥した繊維。その繊維に水分を与えてほぐすことでシワをのばします。
ティファールなら、繊維の奥深くまで浸透する大量スチームで、サッとほぐして時短でキレイに仕上がります。
4.アイテムに合わせた使い方
アイテムごとの気になるポイントをご紹介します。
- 必ず衣類に表示されている絵表示に従ってください。
- 「スチーム禁止」などの表示がある衣類には使用できません。
-
アイロンではふっくらと仕上げるのが難しいプリーツスカート
-
裾を持ち、プリーツとプリーツの間にかけ面を滑り込ませるようにしながら上から下に向けてスチームをあてるのがポイント。ヘッドカバー(スチームボンネット)を装着すると生地を傷めず、ふっくらと仕上がります。
-
-
背中のシワやニオイが気になるジャケット
-
立体的なジャケットはアイロンがけが難しいので、衣類スチーマーが相性〇。特に立体的な脇や肩回りは、裏からゆっくりとあてる事で自然に仕上がります。またヘッドカバー(スチームボンネット)を装着すればテカリ防止であて布要らず。
-
-
生地が厚く伸ばしにくいトレンチコート
-
ゆっくり動かしながらスチームを十分に当てましょう。表裏両面からスチームをあてるとさらにキレイに仕上がります。
-
-
お手入れが難しいフリルやドレープのあるおしゃれ着
-
ふんわり仕上げたいブラウスは、さっとスチームをあて、風合いを保ちながらシワ伸ばし。ヘッドカバー(スチームボンネット)を付けることで、薄手の素材をスチームの熱から守り、またテカリ防止にもなります。
-
-
アイロンがけが難しいビジューなど装飾品つきおしゃれ着
-
装飾に引っかからないようにかけ面を軽くあてながらシワ伸ばし。ヘッドカバー(スチームボンネット)をつけることで生地を傷めずに仕上げられます。
-
-
アイロンがけが難しいニット
-
形を整えながらスチームをあてます。裾を引っ張りすぎるとニットが伸びてしまうので注意。モヘア素材など毛足の長いニットは、風合いを保つ為裏側からスチームをあてるのがお勧めです。
-
-
シワ伸ばしも、ニオイケアもしたいハット・キャップ
-
型崩れを直すには、形状を整えてからスチームをあてるだけでOKです。シワだらけになったコットンのキャップのシワ伸ばしも、衣類スチーマーなら簡単。さらに、ニオイのケアや型崩れをなおす事も出来ます。
-
-
洗濯やお手入れが大変なカーテンやソファなど部屋の中の布製品
-
- 衣類スチーマー専用タイプを
もっと深く知りたい時は
- 衣類スチーマー専用タイプを
-
- アイロン台の上でしっかりプレスして、
ピシっと隅々まで仕上げたい時は
- アイロン台の上でしっかりプレスして、